LP制作会社の選び方【2026年版】失敗しない7つのチェックポイント

「LP制作会社に依頼したが、思うような成果が出なかった」「完成してみたらイメージと全然違った」——そんな失敗談は決して珍しくありません。

LP制作会社の選び方を誤ると、費用と時間を無駄にするだけでなく、LP公開のタイミングを逃すという機会損失にもつながります。

当メディアは2009年の開設以来、17年間にわたって国内外のLPを収集・掲載し続け、その数は3,000枚以上。多くのLPを見てきたからこそわかる、LP制作会社を選ぶときに確認すべき7つのチェックポイントを解説します。

この記事でわかること

  1. LP制作会社選びで失敗する根本的な原因
  2. 失敗しない7つのチェックポイント
  3. 発注先の種類と向き・不向き
  4. 複数社を比較するときの判断基準
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LP制作会社選びで失敗する根本的な原因

LP制作会社選びの失敗パターンには共通点があります。それは「デザインのポートフォリオだけで選んでしまう」ことです。

制作会社のWebサイトを見ると、美しい制作実績が並んでいます。「このデザインがいい」「この雰囲気が好み」という基準で選ぶこと自体は悪くありませんが、それだけでは重要な判断材料が抜け落ちます。

デザインだけで選ぶと見落とす3つのポイント

  • そのLPが実際に成果を出したかどうか(CVR・問い合わせ数など)
  • ヒアリング・構成設計の力があるかどうか
  • 公開後の改善まで対応してもらえるかどうか

LP制作の本来の目的は「成果を出すこと」です。デザインの美しさはその手段の一つに過ぎません。以下の7つのチェックポイントを軸に、総合的に判断しましょう。

失敗しない7つのチェックポイント

01実績は「デザイン」より「成果」で評価する

ポートフォリオを確認する際、「見た目が好きかどうか」だけでなく「そのLPで実際にどんな成果が出たか」を確認しましょう。CVRの改善率・問い合わせ数の増加・売上への貢献など、具体的な数字を示せる制作会社は信頼できます。

「実績は守秘義務があるため非公開です」という回答は理解できますが、NDA(秘密保持契約)のもとでの説明を断られる場合は、成果への意識が低い可能性があります。

❌ 要注意「このようなデザインを作りました」という紹介のみで、成果について一切触れない

✓ 信頼できる「このLPでCVRが〇%改善しました」「問い合わせが月〇件に増えました」など成果を語れる

02自社の業種・目的に近い制作実績があるか

LP制作には業種・目的によって異なるノウハウが必要です。BtoC物販・BtoBサービス・採用・イベント集客では、効果的な構成・訴求の方向性・必要なセクションが大きく異なります。

自社と近い業種・近いCVポイント(購入・問い合わせ・資料請求など)の実績があるかを確認しましょう。全く異なる業種の実績しかない場合、業界特有の慣習や訴求パターンへの理解が浅い可能性があります。

実績確認のポイント

  • 自社と同じ業種・カテゴリの制作実績があるか
  • BtoB・BtoCどちらが得意か(自社のビジネスモデルと合っているか)
  • 物販・リード獲得・採用など、目的が合っているか

03ヒアリング・構成設計のプロセスがあるか

成果を出すLPは、デザインを始める前の「ヒアリング→構成設計→ワイヤーフレーム確認」のプロセスが丁寧に行われています。このプロセスを省いて「依頼を受けたらすぐデザインに入る」制作会社は、発注者の意図を正確に反映できず、修正が膨らむリスクがあります。

制作プロセスの確認ポイント

  • ヒアリングシートや事前ヒアリングの機会があるか
  • ワイヤーフレーム(構成案)を確認するステップがあるか
  • デザイン着手前に「こういう構成で進めます」という合意が取れるか
  • ターゲット・訴求ポイント・競合などを一緒に整理してくれるか

「ワイヤーフレームの確認ステップ」は特に重要です。デザインが完成した後に「構成から変えたい」となると、作り直しに近い工数が発生します。構成の段階で合意を取れる制作会社を選びましょう。

04修正ルールと費用が明確か

LP制作のトラブルで最も多いのが、修正をめぐる認識のズレです。「修正は何回でも対応します」という言葉を信じて発注したら、ある時点から「追加費用が発生します」と言われた——というケースは珍しくありません。

契約前に必ず確認すること

  • 修正は何回まで料金内で対応してもらえるか
  • 「修正」の定義:テキスト変更のみか、レイアウト変更・構成変更も含むか
  • デザイン完成後の方向性変更は追加費用になるか
  • 修正対応の納期は何日程度か

修正ルールを明文化して契約書や発注書に記載してくれる制作会社は、トラブル対応に慣れている証拠です。口頭での約束だけで進めることは避けましょう。

05「作って終わり」ではないか

LP制作において、公開はゴールではなくスタートです。公開後にアクセスデータを見ながら改善を続けることで、CVRは着実に上がっていきます。

「公開後の改善についてどのように対応してもらえますか?」という質問を打ち合わせで投げかけてみましょう。この質問への回答で、制作会社の「成果への意識」がよくわかります。

❌ 要注意「納品後のサポートは別途お見積もりになります」とだけ答え、改善提案の姿勢がない

✓ 信頼できる「公開後〇ヶ月はアクセスデータを見ながら改善提案します」「A/Bテストの設定も対応できます」など具体的な回答がある

もちろん公開後のサポートは有料になることがほとんどです。問題は「サポートが有料かどうか」ではなく、「改善まで考える意識があるかどうか」です。

06担当者が変わらないか・窓口が一本化されているか

LP制作は、ヒアリングで得た情報をデザイン・コピー・コーディングに落とし込む一貫した作業です。担当者が途中で変わったり、営業・ディレクター・デザイナーがバラバラに動いたりすると、認識のズレが生じやすくなります。

体制・担当者について確認すること

  • ヒアリングから納品まで同じ担当者が対応してくれるか
  • 窓口は一人か(連絡先が複数になっていないか)
  • 実際に手を動かすのは誰か(外注・海外発注ではないか)
  • 制作中の進捗報告はどのように行われるか

個人事業主やフリーランスの場合、担当者が変わらないというメリットが大きい反面、対応できる範囲に限りがあります。一方で大手制作会社は体制は整っていますが、担当者がプロジェクト途中で交代するケースがあります。それぞれの特性を理解したうえで選びましょう。

07LP業界の知見・トレンドへのアンテナがあるか

LP制作は「今どんなLPが成果を出しているか」という業界トレンドへの理解が、成果物の質に直結します。3年前に流行したデザイン・訴求パターンをそのまま使っても、現在の訪問者には刺さりません。

制作会社・制作者がLP業界を継続的にウォッチしているかどうかを確認しましょう。

業界知見の確認方法

  • 自社ブログ・SNSでLP関連の情報発信をしているか
  • 「最近成果を出しているLPの傾向は?」という質問に具体的に答えられるか
  • 競合他社のLPを分析・研究している形跡があるか
  • A/Bテストなど、改善手法への理解があるか

LP専門のキュレーションメディアを運営していたり、業界の動向を継続的に発信していたりする制作者は、トレンドへのアンテナが高い傾向があります。「どのようなLPを参考にしていますか?」という質問を投げかけてみると、業界知見の深さが見えてきます。

発注先の種類と向き・不向き

7つのチェックポイントを踏まえたうえで、発注先の種類ごとの特徴を整理します。

発注先費用目安強み弱み向いているケース
大手Web制作会社100万円〜ブランド力・実績の豊富さ・体制が整っている担当者が変わりやすい・小回りが利かない・費用が高い大企業・ブランドイメージ重視・大規模キャンペーン
中小Web制作会社30〜100万円実績があれば品質が安定・窓口が一本化されやすい品質のばらつきが大きい・実績の確認が必要一定の品質を保ちながらコストを抑えたい
フリーランス10〜50万円コスト低め・スピード感・密なコミュニケーション・担当変更なし一人のため対応範囲に限りがある場合があるスピード重視・予算を抑えたい・密な連携が必要
LP特化の制作者30万円〜LP業界の深い知見・成果への意識・構成設計力・一気通貫の対応業界知見があるか事前確認が必要成果重視・改善まで任せたい・LP制作の専門知識を求める
クラウドソーシング3万〜15万円費用が安い・スピードが早い・複数人から選べる品質のばらつきが最も大きい・成果責任なし・コミュニケーションコストが高いテスト目的・予算が非常に限られている

複数社を比較するときの判断基準

LP制作会社を選ぶ際は、最低でも2〜3社から見積もりを取って比較することをおすすめします。その際、金額だけを比較しても正しい判断はできません。

見積もり比較で使える5つの質問

打ち合わせ・見積もり時に投げかける質問

  1. 「過去に似た業種・目的のLPを制作した実績はありますか?成果はどうでしたか?」
  2. 「ワイヤーフレームの確認ステップはありますか?どのタイミングで確認できますか?」
  3. 「修正は何回まで対応していただけますか?修正の定義(テキスト変更・レイアウト変更)を教えてください」
  4. 「公開後の改善対応はどのように行っていただけますか?A/Bテストの対応は可能ですか?」
  5. 「実際に制作を担当するのはどなたですか?外注はありますか?」

これらの質問に対して、具体的かつ誠実に答えてくれる制作会社・制作者ほど信頼できます。逆に「すべて対応できます」「問題ありません」と曖昧に答えるだけの場合は、確認を深掘りしてみましょう。

「安さ」に引っ張られないために

複数社から見積もりを取ると、費用に大きな差が出ることがあります。「安い方がいい」という気持ちは自然ですが、LP制作においては「なぜその価格なのか」を理解したうえで判断することが重要です。

価格差が生まれる主な理由

  • テンプレート流用かフルオーダーかの違い
  • ヒアリング・構成設計にかける工数の違い
  • コピーライティングが含まれるかどうか
  • 公開後のサポート範囲の違い
  • 実際に手を動かす人(国内か海外外注か)の違い

同じ「LP制作30万円」でも、含まれる内容がまったく異なるケースがあります。見積もりの内訳を項目ごとに確認し、何が含まれて何が含まれていないかを明確にしてから判断しましょう。

まとめ:LP制作会社を選ぶ7つのチェックポイント

失敗しないためのチェックリスト

  1. 実績は「デザインの好み」ではなく「成果の数字」で評価する
  2. 自社の業種・目的に近い制作実績があるか確認する
  3. ヒアリング→ワイヤーフレーム確認のプロセスがあるか確認する
  4. 修正回数・修正の定義を契約前に明文化してもらう
  5. 「公開後の改善対応」への姿勢を打ち合わせで確認する
  6. 担当者が変わらないか・窓口が一本化されているか確認する
  7. LP業界のトレンドへのアンテナがあるか確認する

LP制作会社選びは「一番安い」でも「一番有名」でもなく、「自社のビジネスゴールに向けて一緒に考えてくれるか」という視点で選ぶことが最も重要です。

発注前の打ち合わせ段階で、質問に対してどれだけ誠実・具体的に答えてくれるかを観察することが、良い制作会社を見抜く最もシンプルな方法です。

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この記事は「ランディングページ集めました」(https://lp-web.com/)が執筆・監修しています。 当メディアは2009年より国内外のLPを収集・掲載しているLP専門キュレーションサイトです。